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保育士になってよかったと感じる時

2018.12.15

保育士は辛い事や大変なことも多い職業です。しかしそれ以上に保育士というお仕事を続けていく上でモチベーションアップのきっかけになる出来事もあるでしょう。
保育士になって長い方も、新人の方も、日々のお仕事を通して、保育の仕事を頑張ろうと感じたきっかけがあるのではないでしょうか。
今回は「保育士になってよかったと感じる時」にスポットを当てて現役保育士さんのお話をご紹介します。

子ども達の成長を感じた時

日々子どもたちと触れあっていく中で、以前はできなかったことができる様になったり、思いやりを持った行動や他者を慮る行動などが子どもたちに見られた時はとても感動します。
毎日の積み重ねで、昨日より一歩でも前へ進んでもらえたら…と思い取り組んでいます。
できなかったことができる様になったり、昨日よりも一歩おにいさんおねえさんになれたという目に見える成長は子どもたちのモチベーションだけでなく大人にも感染し、我がことのように喜ばしく思えます。
特に受け持ち学級が引き続き同じメンバーの場合もそうですが、保育園の子どもたちは受け持ち学級以外の子どもも多かれ少なかれ接点があり全員を把握していますので、初めて入園した時と比べてたまに目頭が熱くなることもあります。

子どもたちに好かれた時

最初はママがいいとぐずって居た子が「先生~」とまとわりついてくるようになった時は嬉しかったです。
子どもたちと信頼関係を築き、日々仲良くなっていく感覚や、慕われていると感じた時。
辛い事やしんどい事があっても保育園で子どもたちが慕ってくれることを思うと大体の事はどうでもよくなってもう少し頑張ろうと思えるようになりました。
卒園式で寂しい、先生も一緒が良いと泣いてくれた子ども達を見た時は感動と寂しさで泣いてしまいました。

保護者と信頼関係が築けた時

保育園や幼稚園において保護者との距離感が実は一番厄介な事ではないかと個人的には感じています。
友達のように仲良くなるのではなく、あくまで保育士として、お子さんを預けて頂けるに足る信頼を得たいと思っていましたので、送り迎えの際のコミュニケーションや連絡ノートでお子さんの様子を詳細にやり取りすることによって保護者の方との信頼関係を築きました。
担任替えで「また先生に見て頂きたいです」と言って頂けたことや、ご兄弟が入園したさいに「先生になら安心して預けられる」と言って頂けた時はとても嬉しかったです。