保育園と幼稚園の根本的な違いは教育カリキュラムの有無にあります。
幼稚園は義務教育に進む前段階としての教育をおこなうことが多く、私立幼稚園の場合音楽や英語など園独自に力を入れている教育分野があることが特徴です。
特に近年のグローバル化に対応できる英語教育ができる幼稚園は人気があり、英語教育の出来る保育士はどこの園でも重宝されています。
保育士として働きたいと考えている方は英語検定などの資格を取得していると就職や転職の際に選択の幅が広がり、アピールポイントになるので有利です。
保育英語検定とは
保育士英語検定とは、民間の検定試験で一般社団法人保育英語検定協会が行っており、誰でも受けることができます。
また、保育資格を持つ方が保育英語試験に合格すると「イングリッシュエキスパート保育士証」が発行されます。
保育士英語検定の認定証は資格の証明書類の一つとして使用することができます。
一般的な英語検定資格との違い
保育英語検定と一般的な英語検定の違いはその内容にあります。
保育英語検定は保育の場で子供と触れ合ったりコミュニケーションをとる際に使われる英語がスムーズに話すことができるか、会話をすることができるかということが重要ですので、赤ちゃん言葉や幼児語、幼児でも分かり易い言い回しなどが問われます。
一般的な教科書に出てくるような英語とはそういった点に大きく違いがあります。
保育英語検定を保育士が勉強するメリット
近年では多くの幼稚園や保育施設が独自のカリキュラムを取り入れ他園との差別化を図っています。
中でも英語教育に力を入れている園は多く、英語の出来る保育士の先生はとても重要視される事でしょう。
現在保育士不足に輪をかけて英語のコミュニケーションをとることができる保育士が少ないのが現状です。
保育士資格と共に保育英語検定の資格を取っておけば転職や就職の際に選べる幅が大きく広がることでしょう。
保育英語検定に合格するのは難しい？
一概に保育英語検定が難しいか否かを測ることは困難です。
幼児とのコミュニケーション英語がスムーズに行えるか否かは一般的な英語とはまた勝手が違うからです。
試験内容については一切公表されていませんので過去の問題集や一般社団法人保育英語検定協会で販売しているテキストを購入することで試験対策をすることが可能です。
