転職を考えるとき、できれば元の働き先に思い残すことやトラブルなくスムーズに転職したいですよね。
今回は退職時に気を付けたいことをご紹介します。
後任のためにわかりやすい資料と段取りをそろえておくこと
どうせ辞めるし今後関わることもなさそうだからと仕事をやりっぱなしにしたり、連絡を杜撰なまま退職するのはNGです。
後任が決まっていてもいなくても、必ず自分の仕事はきりの良いところまで終わらせて、次に仕事を引き継ぐ人がスムーズに対応できるように資料をそろえたり、ファイルをわかりやすく整理したり、マニュアルを作るようにしましょう。
保育士は保育園での仕事以外にも子供たち一人ひとりや家族についてなど様々な情報を管理しています。
沢山の情報を扱うからこそ、効率よく自分がわかりやすいようにまとめ、日々の業務にあたっていた方も多いとおもいますが、必ず他者が、それも初めてその仕事に触れる方が見てもわかるように資料を整えておきましょう。
また、信頼のおける同僚や上司に資料の所在や段取りなども伝えておくとよいですね。
可能なら後任に指導してから退職する
保育園の仕事は引継ぎがとても大変です。
情報だけでなく今までに築き上げてきた保護者や子どもたちとの信頼関係も一緒に引き継ぐ必要があるからです。
新人や後任の保育士と勤務時間が重なっているなら可能な限り自ら引継ぎを丁寧に行いましょう。
自分がいなくなった後に後任が自分と同じようにスムーズに仕事を進められるようにしてあげることが大切です。
立つ鳥跡を濁さずが基本
保育士は培ったスキルを有効活用し退職後別の保育園や保育施設に転職する方が多いことが知られています。
他の保育園での保育経験があると転職の際に有利だからです。
そういった意味でも横のつながりが大きい職種とも言えます。
転職先に以前の職場の同僚がすでに働いていたというケースも十分にあり得ます。
良い噂ならいいですが、もし逆の場合は自身の転職に不利になってしまいます。
終わり良ければ総て良しという訳ではありませんが、巣立つ方も、見送る方も気持ちよく終われるように心がけましょう。