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今は子ども以上に保育士も気を付ける時期

新型コロナウィルスが感染拡大を広げる中、それでも企業や学校、保育施設などは通常の営業を再開し始めています。
幼稚園や学校は夏休みがはじまり、お休みになっているところもあるかとは思いますが、保育園は基本的に土日祝以外の休みはありません。
なぜなら学校や幼稚園といった教育施設とは異なり、保育園は保育施設=保護者から子供を預かり保護する福祉施設だからです。

知らないうちにウィルスを広げてしまっているかも…

さて、こういった状況の中ではありますが、会社に行かなくてはいけない保護者がいるならば、子どもを預かる場所もなくてはいけません。
まず一番に気を付けたいことは自分が新型コロナウィルスやその他感染症に感染しない事が一番です。
ただ、保育士の方は若ければ20代の方もいらっしゃいますよね。
今回の症状は若い人ほど自覚症状が現れず、感染していても自分も周りもわからないという…が恐ろしい所です。
免疫力の低い子どもたちやお年寄りの方に移してしまった場合重症化する可能性も考えられます。
保育園には大勢の子どもたちが日々生活をしていますし、送り迎えに祖父母の方などの恒例の方が来られる可能性もゼロではありません。

現在保育園ですべきこと

では、現在保育園ではどのように対応すべきなのでしょうか。
新型コロナウィルスは現状まだ特効薬が開発されておらず、注射や薬による予防ができません。
現在一番有効とされていることは、「手洗いうがい」「アルコールなどの除菌殺菌」「飛沫感染を防ぐためにマスクをつける」「三密を避ける」といったことです。
これらは専門的な技術も費用も必要なく取り入れることができるものですので、とにかく子どもたちをよく見て、しつこいぐらいに手洗いや殺菌除菌を行いましょう。
もちろん子どもたちだけでなく、保育士やスタッフ自身もです。
また、保育園だけで頑張っていてもそのほかの場所でウィルスをもらってきてしまう可能性もゼロではありません。ご家庭での対策も徹底してもらい、不用意に人の集まる場所に出かけたり、大勢で遊んだりすることの無いように、感染しないことや拡大しないことを考えて、日々過ごしていきましょう。