保育士は若い内だけの仕事と思われる理由の一つに離職率の高さが挙げられます。
30歳までに結婚し、家庭に入るために退職する保育士が多いようです。
しかし「結婚の為」というのた理由づけにほかなりません。
こちらではやめたいと思った時、次はどうするべきなのか、長く続けるためのポイントをご紹介します。
保育士が退職したいと考える理由
「待遇の悪さ」が第一です。
多くの保育園は今保育士不足に陥っています。その割に入園希望の園児の数は年々増えており、待機児童も後を絶ちません。
保育士が少ないため一人当たりの業務の負担が多くなり、休日出勤や持ち帰りなどが発生します。そしてお給料面でも決して高いとは言えないのが現状です。
また、そもそもの保育士が少ないのでやめたいと思ってもやめることができないのが現状です。
そして辞めると残ったスタッフの仕事が増えるというマイナスのスパイラル…。
辞めずに長く働くためには、良い就職先を見極める事
極論ですが良い保育園に就職する事が一番大切です。
就職先を選ぶ際には可能であれば必ず職場見学に赴き、実際の雰囲気や働いているスタッフの雰囲気、生の声などを聴くようにしましょう。
ハローワークや求人雑誌などの求人票は往々にして実際とは内容が異なる場合があります。
休暇はちゃんととれるのか、給与面では保育士は元の金額が安いことが多いので、賞与が出るのかや交通費がいくらまで支給されるのかといった事もチェックしておきましょう。
また、残業についても記載されていなければきちんと聞きましょう。
多くの場合記載されていない時はサービス残業の可能性が高いです。
ダメだと思った時はすぐに転職!
「私がいないと残った人に私の分まで仕事が行ってしまう…園が回らない…」と、ずるずる辞めずにいるのはそもそもの間違いです。
正直あなたがいなくても園は回ります。そもそもそんなカツカツな状況で経営しているのが悪いのですから、あ、無理だ、と思った時点でスパッと見切りをつけて新しい保育園に転職した方がよっぽど堅実です。
「貴方に合う職場」は必ずありますから、泥沼にはまってしまう前にリセットして新しい職場、良い待遇であなたを雇ってくれる保育園を探しましょう。