小規模保育園。聞いたことはあるけれど、転職先として考えたことがなかった。
そういった声を一定数耳にします。
今回は、小規模保育園で働くメリットや特徴、小規模保育園での勤務に向いている人のご紹介を致します。
転職のお役に立てると幸いです。
小規模保育園とは
2015年。子ども・子育て支援新制度にて新たな認可施設として話題になった、小規模保育園。
子どもの人数も、働く保育士の人数も、一般の認可保育園と比較して少人数になります。
子どもの対象年齢
小規模保育園でお預かりするのは、0歳~2歳(年度中に3歳になる子ども)
3歳以上(年度中に4歳になる子ども)からは、別の保育園や幼稚園に通うことになります。
0歳~2歳の可愛い乳児たちのお世話を希望する保育士には、まさにおすすめの職場と言えるでしょう。
生後2ヶ月からお預かりする園が多いため、産休明けてすぐに働きに出なければならない保護者にとって、必須となる施設でもあります。(通常の認可保育園は、6ヶ月頃からお預かりする園が多いです)
子どもの定員数
小規模保育園の子どもの定員数は6名~19名という決まりがあります。
一般の保育園は20名以上のため、かなりの少人数と言えるでしょう。
少人数のメリットは、施設の面積が狭くても運営できること。
名前と顔を覚えるのが苦手な方も、19名なら覚えられるのではないでしょうか。
先生の人数も少ないため、人間関係を構築するのが苦手な方にも、働きやすい環境となります。
大人数を一気に見るよりも、一人ひとりに寄り添った丁寧な保育をしたいと考えている保育士にもおすすめです。子どもとの絆が強くなる分、小学校に送り出すまで見てあげたいと考える保育士は多い様子。
体力的な負担
4歳以上になると、外遊びが活発になり、子どもと一緒に園庭をかけまわるなど体力的な負担が大きくなりますが、0歳~2歳はケガをしないかどうか見守っておくことが重要で、体力的な負担は少なくてすみます。
また、子どもの人数が少ないため、作成書類が少ないのも大きなメリットです。
0歳~2歳の保育は行事も少なく、通常の保育園では体力が続かなかった方にもおすすめ。
保育士同士のチームワーク
小規模保育園は、保育士の人数が少ないため、先生同士の連携を取りやすいのが特徴です。逆の言い方をすると、仲良く協力し合わないと、立ち行かなくなってしまうからです。
自分たちの負担を軽減するには、チームワークを大切にしなければなりません。