昨今保育士不足が叫ばれていますが、保育士が不足する理由はいったいどこにあるのでしょうか?
こちらでは保育士が不足する理由についてご紹介します。
保育士が不足する理由を打開できるような対策や待遇の保育施設を転職の際には探してみる参考にしてみてください.
給与が低い
保育士が不足するとどうなるかというと、保育園の受け入れられる園児の数が減り、待機児童が増えるという問題があります。
待機児童とは受け入れ条件を満たしているにもかかわらず入所ができない児童の事をいいます。
待機児童問題の一つとして、保育士不足問題がありますが、保育士が不足する原因の一つとして問題視されているのは給与の低さです。
待機児童問題の要因のひとつとなっている保育士不足ですが、その原因の一つとして問題視されているのが給与の低さです。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば平成28年の保育士の平均年収は約326.7万円。平成25年の約310万円から比べて多少上がったものの、全職種の平均と比べると93万円程低いものとなっており、その処遇改善の必要性が叫ばれています。
勤務時間の長さ(時間外労働の多さ)
給与に伴わない勤務時間の長さや、時間外労働、休日出勤などの多さも挙げられます。
現状では11~12時間以上の労働をしている保育士が多く、8時間の実働時間をオーバーしていることが分かります。
この勤務時間問題も保育士不足で人員が足りないことによる悪循環と言えるでしょう。
保護者の対応
保育園には様々な園児が通ってきます。性格も見た目もさまざまで、それはもちろん保護者にも当てはまります。
保護者からのクレーム対応や、逆にお友達の距離感で接してくる保護者の対応など、毎日の事ですからストレスもたまるのも仕方ありません。
保育園での人間関係
職場にもよりますが、園長がワンマンだったり、独自ルールがあったり、ペナルティを課したり、また上下関係が厳しい、保育士同士の仲険悪というようなモチベーションの維持を保つことも難しいというような職場もあるようです。