保育士として新しくお仕事を始めたい時、また転職を考える時、今の職場よりより良い条件で働きやすく、長く続けられる保育園に努めたいですよね。
求人サイトを見て転職先探しをする際にこんな保育園には気を付けて!という点にスポットを当ててお送りします。
近年話題のブラック保育園
ブラック企業という言葉は聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。実質それと同じで、直接及び間接的に労働基準法から超越した過酷な労働を保育士に強いたり、保育士だけでなく、お預かりしている子どもたちに対しても不当な扱いをしているような保育園です。
特に保育園は決まったルールというものが無く、運営は各園長にゆだねられているところがありますので、独自のルールを作ったり罰金制度を設けたりといった保育士に関わることに加え、規定人数以上の園児をお預かりして各園児への保育が行き届かなくなっている事に見て見ないふりをしているといったような目に余る行動から内部告発に至ることがあります。
保育士はともかく、近年の保育園不足から子供を預ってくれる保育園の数が少ないこともあり、保護者も薄々感じつつといった引け目や、預けないと働けないので違反とは知りつつ見て見ぬふりをして発覚が遅れる場合が多いようです。
定着率の低い保育園
保育士定着率の低い職場は、平たく言うとやめる人が多い職場です。
過酷な労働で保育士を使い捨てにしていたり、余りにも「やってられない」雇用契約だったり、また契約内容と実際の勤務内容に大きな隔たりや相違があるといったようなことがあり保育士が離職してしまう職場です。
事前に見学に伺い、どんな人が働いているか、定着率はどうかなど確認しておきましょう。
残業を残す記録がない
保育士はとても忙しいお仕事なので残業があることはある程度は仕方がありません。
残業代がきちんと支払われる保育園を選ぶことが重要です。そして、残業しているのに残業なんてしていないかのように定時でタイムカードを切らせるような保育園はそれが悪い事だと分かってやっている&調査が入った時に居逃れ出来るようにしているので、サービス残業以外にもきっとブラックな部分が多々ある職場の可能性が高いため避けましょう。
園長の独裁体制
保育園の運営におけるすべてが園長の一存また、極端な話をすると園長のお気に入りとそうでない保育士に待遇の差があることなどが挙げられます。
お給料に差があったり、ボーナスに差があったり、人によっては交通費が出る人と出ない人、また打ち上げなどに呼ばれなかったりといった露骨な物まであります。
保育園が親族経営などの場合は回避がとても難しい問題なのであらかじめ避けるか、園長に気に入られるようにするしか手段はなさそうです。