保育園には大きく分けて認可保育園と認可外保育園があります。
認可外保育園は国からの基準を満たしていない保育園ですが、違法というわけではなく、認可保育園では難しいケアや独自の保育システムを導入しているところもあり、痒い所に手が届く保育園と言えます。
認可保育園がすぐれていて認可外保育園は劣っているということでは決してありません。
今回は認可保育園と認可外保育園の違いについてご紹介いたします。
認可保育園のメリット
まず一番に認可保育園は運営が安定しています。
効率の保育園で働く場合は公務員保育士となりますし、保育士試験は国家資格であることからもわかります。
認可保育園は園児数や保育士の数や保育園の敷地面積など細かく国が定めた基準を満たしていることで認可されている保育園なので、安心感もあり、また国からの補助金が出るため保育料も比較的安価で保護者の人気も高く、安定してお仕事をすることができます。
運営が安定しているのでお給料も比較的変動が少なく、業務内容や福利厚生もしっかりしているところが多いです。
園児を選ぶことができない反面、集客をせずとも園児は満了になるため、仕事がなくなるといったことや、集客をしなくてはいけないという心配がありません。
認可外保育園のメリット
認可外保育園は国からの補助金が出ない代わりに、保育料を保育園独自の基準で設定できるため、認可保育園に比べると保育料が高額になります。そのため、保育士の給与も認可保育園より高額な場合や、独自のボーナスなどを設けている保育園もあります。
また、保育園のカラーに合った子供を選ぶことができるため(保育園受験など)、ある程度は保育園のカラーに合った子どもが集まるので、予測をした保育を行うことができます。
そのほか、保育園独自の育児カリキュラムを導入して、専門的な保育を行う場合もあるため、自分の得意分野や得意な保育法がある保育士には一点特化という形で才能や技術を生かせる場合があります。