転職希望だけど、「今見ている子どもたちのことを考えると…」「簡単に次の職場が決まるか不安」なんていう方も多いのではないでしょうか。
このコーナーでは、保育士の方にとってベストな転職の時期をご案内しています。転職を考え、保育求人のランキングをチェックしている方はぜひご覧ください。
【転職のタイミングはいつがベスト?】
極端ではありますが、転職というのはあなたの決めたタイミングでしても問題は特にありません。法律で退職は労働者側の申し出のみで可能、尚且つ申し出から2週間後であれ問題ないとされています。
また求人募集については、各施設だけでなく転職サイトなどでも1年を通して行われていますので、いつでも転職可能です。
しかし、年の途中で転職をするとそれまで保育してきた園児たちと途中でお別れすることになるだけでなく、周囲にも迷惑をかけてしまうことも。
そのため、園児たちが卒園するタイミングに合わせて2~3月にかけての転職が多くなり、求人も多くなります。
【好条件の求人が出るのはどのタイミング?】
少しでも待遇や条件が良い転職先を探したいもの。たくさんの選択肢が増えるのは、夏休みで長期休暇が取りやすいため引っ越しが増える7月~8月と卒園のタイミングに繋がる2~3月。このタイミングで転職活動をするのがおすすめです。
また保育園側にとってベストなタイミングは園児たちが入れ替わる卒園の時期。保育園にとっては人材を確保したいタイミングですから、好条件の求人が出ていることが多くなります。
保育士の退職は2週間前からというようなルールはありますが、なるべく前もって求人を探しつつ今勤務している施設に迷惑のかからない時期に退職の意思を伝えましょう。
【それ以外の時期に転職するのはNGなの?】
最初にご案内したとおり、転職は基本的にその人のタイミングで問題ありません。例えば、精神的、肉体的につらい状態で保育をしていても良いことはありません。
卒園のタイミングがよりベストですが、絶対にこの時期でなければいけないということもないのです。
卒園の時期以外でも求人募集はゼロではないので、仕事を見つけることは可能です。ただし、条件や待遇面が魅力的でなかったり、勤務時間が働きにくいものだったり…なんていうこともあるかもしればせん。満足できる転職先を見つけるという点ではあまりお勧めではないタイミングと言えるでしょう。
万が一、引っ越しや病気といったやむを得ない事情で転職・退職をしなければならなくなった場合は、なるべく早めに園側へ転職の旨を伝えるようにすることが大切です。